産後1~2ヶ月に出産による関節や筋肉へのダメージが回復しないまま骨盤矯正の施術をしても、身体に負担をかける可能性が高いです。
出産では目に見えない関節や筋肉へのダメージが大きく、実際には出産は全治8ヶ月の重症と同じくらいの損傷を身体に負っていると言われています。
大怪我をして、すぐに普通の生活をするというのは考えにくいですよね。
また、妊娠中は出産時に赤ちゃんがスムーズに産道を通れるよう、骨盤が徐々に広がっていきます。
妊娠中からリラキシンというホルモンが分泌されることにより、関節をつなぎとめている筋肉や靭帯をゆるめ、骨盤を広げていくのです。
産後すぐは、この骨盤を支える靭帯や筋肉が最大にゆるんでいる状態で骨盤は安定せず、グラグラするように感じる方も多く、安静が必要です。
産後1~2ヶ月の時期は、まずは母体の回復に努め、無理な刺激は与えないようにしましょう。