ヘルニアと診断されたら 年齢、性別問わず、多くの人が悩まされる腰痛。 腰痛は、厚生労働省が調査した※病気やけがによる自覚症状の調査によると、男性では1位、女性では2位という結果が出ています。 ※平成28年国民生活基礎調査の概況 腰痛の原因はさまざまで、生活習慣、スポーツや仕事での腰の負担、姿勢の問題などがあります。 また、腰痛は慢性化し、症状が悪化して初めて医療機関を受診する方も多いでしょう。 今回は、実際腰の痛みからヘルニアと診断されたお客様を例に、藤接骨院での治療方法をご紹介いたします。 仕事中に重たい荷物を持とうとしたら… 実際に当院に来られた患者さま 年齢:40代男性 職業:配送業 趣味:ランニングなど身体を動かすこと 元々腰痛持ちで年に2~3回ぎっくり腰になる。来院3週間前に仕事中重たい荷物を持とうとした際、ブチっと音がして立てなくなってしまった。整形外科でMRIを撮り腰椎第3、4のヘルニアと診断され、当院へ来院。 こちらの患者さまは、重たいものを持ったり、長時間同じ姿勢でいるなど、腰に負担のかかる場面が多くありました。 実際、ドライバーや機械業の方は、通常の職業の方に比べて3倍もヘルニアにかかりやすいといわれています。 ヘルニアとは? ヘルニアとは、体内にある臓器が本来の位置から逸脱している状態を指します。 椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎間板が何らかの原因により飛び出して、神経を圧迫することで、痛みや足のしびれなどを引き起こす病気です。 椎間板ヘルニアの中でも、腰の骨の腰椎に起こる事を腰椎椎間板ヘルニアといいます。 ヘルニアが発生する部位によって分類されますが、腰椎に発生するヘルニアは、女性より男性の方が発生しやすいといわれています。 原因 加齢…椎間板が変性し、髄核が繊維輪を破り外へはみ出しやすくなる 姿勢…前屈み・中腰の姿勢を長時間続けること 動作…腰を曲げて重いものを持つ、身体を強くひねる動作 交通事故などによる腰椎への衝撃 このような事が引き金となり発生する事が多いです。 症状 椎間板の一部が飛び出し、付近にある神経を圧迫する事で、腰や足に痛み痺れの症状を引き起こします。 足のしびれやふくらはぎから足先にかけての感覚が鈍くなるなどの症状が出た場合は、椎間板ヘルニアを疑ってみることが大切です。 重篤になると歩行が困難になったり、睡眠に障害が出るなど、日常生活が困難な状況になります。 一般的な治療法 安静…傷ついた神経に負担をかけない様無理な姿勢を控える 薬物療法…薬を使用し痛みの症状を抑える 理学療法…安静、薬物療法により痛みが治まった後、リハビリテーションを行う 神経ブロック…症状が改善せず、日常生活に支障をきたす場合、ステロイド薬、局所麻酔を注射し痛みを緩和する 手術…保存療法が無効の場合 当院での治療方法 ハイボルトで痛みを減少させる 腰椎椎間板ヘルニアと診断されているからといって、それが原因で痛みを発しているとは限りません。 当院では、まずハイボルトという電気検査器を使用します。 ハイボルトとは、痛みの軽減、治癒促進に特化した電気刺激治療機器で、高電圧の刺激を筋肉や靭帯などの深いところまで浸透させます。 ハイボルトにより、痛みを減少することはもちろん、腰椎以外にも検査を行うことで、痛みの原因を探し出すことができます。 ハイボルトで良くなる痛みは、周りの筋肉(インナーマッスル)や神経の圧迫によるものと判断できます。 検査で良くなった部分を見極め、その後の治療方針を決めていきます。 痛みの原因を探り、そこにアプローチした施術 先ほどの患者様の例ですと、腸腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉)にハイボルトをあて、痛みが軽減されたので、腸腰筋をトレーニングしていく治療を開始しました。 腸腰筋の筋力が低下していると、広背筋(背中の筋肉)という部分に負担がかかります。 この状態が続くと、腰椎椎間が圧迫され、放散痛が起こり、痛みを生じます。 腰椎椎間が圧迫されることはヘルニアの原因でもあるんです。 寝ているだけで鍛えられる楽トレ インナーマッスル(腸腰筋)のトレーニングには、寝ているだけで鍛えることのできる楽トレというEMSの電気療法を用います。 EMSとは、電気の刺激によって筋肉をトレーニングする機器であり、この楽トレで使用するEMSは、一般的は電気治療では届かない、深部の筋肉(インナーマッスル)まで届く最新治療機器です。 楽トレによって、腰椎の周りの筋肉を鍛え、腰椎の支えを強化していくことが期待できます。 トムソンベッドで骨格矯正 歪んでいる腰椎を正しい位置に戻すためには、骨格を矯正することが必要になります。 当院で使用しているトムソンベッドは、肩や腰など、痛みの箇所に対して、必要最低限の力で、患者さまの負担を少なく、楽に施術を受けられる機器です。 骨格矯正などの施術には、首や腰をゴキゴキ鳴らし、痛みが伴うような施術をイメージする方もおられるかもしれません。 当院の治療は、寝ながら痛みを軽減し、体に負担をかけない治療で歪みの改善をはかるので、そのような心配はありません。 また、楽トレとトムソンベッドで治療することにより、痛みが再発しない身体作りが期待できます。 日常生活で気をつけること 椎間板はクッションの役割があるので、縦方向の力には強いのですが、捻ることや曲ることなどの刺激には弱いと考えられている軟骨です。 そこで、椎間板ヘルニアの予防策として椎間板を痛めない、日常生活で気をつけるべきポイントをご紹介します。 背骨に負担をかけない 重いものを持つときは、前屈みや中腰みならず、なるべくしゃがんで肘を使って持ち上げる 長時間同じ姿勢でいない 特に座りっぱなしの姿勢は大きな負担となります。 休憩時間を設けて、軽いストレッチをしましょう。 筋肉の柔軟性と筋力アップ 背筋や腹筋を鍛えることで、お腹周りの筋肉がコルセットのようになり、負担に強い腰を作ります。 また、ストレッチにより、柔軟な筋肉を作ることで、痛みの軽減にもつながります。 まずはご相談を! 腰の痛みや、また腰の痛みからくる足の痺れなどは、日常生活にも支障が出る、大変ツラい症状です。 身体だけでなく、心まで塞ぎ込んでしまうでしょう。 当院では、丁寧なカウンセリングで痛みの原因を探り、一人一人に合ったメニューをご用意いたします。 また、再発しない、もう痛まない体を作ることが目的です。 初期の疼痛緩和の特別施術 中期の筋肉の柔軟性アップ 後期の筋力アップまで 複合的に患者様の状態に合わせ、施術をしていきます。 もう悩みたくないという方、まずはご相談を! 関連記事 産後の骨盤矯正で期待できる効果について徹底解説! こんなに痛いの?これってもしかして寝違え 【アキレス腱炎】症例別コラム:アキレス腱が痛くなったら