症状
- 首を回す動き、横に倒す動きの制限が多く見られる
- 筋肉痛のような鈍い痛みを感じる
- 通常首から肩にかけての痛みは数日以内に改善するが、重度の寝違えの場合、安静時でも痛みや、しびれを生じるものもある
僧帽筋、菱形筋、胸鎖乳突筋などに起きやすく、これらが炎症を起こすことにより筋肉は収縮をし、太くなるので、神経を圧迫して上肢の放散痛、動脈・静脈を圧迫すれば上肢の怠さも出てくる。
一般的な治療
炎症をしているので、冷やす、手技行う
しかし、冷やしすぎると筋肉への血流が悪くなり、回復を遅らせる原因にもなる。
・医療機関で処方される湿布→炎症を抑え痛みを取る薬剤が含まれている。
当院での治療
急性期には消炎鎮痛効果の高いハイボルトを使用し、電気刺激によって疼痛緩和を行う。
痛みが出ている筋肉にハイボルトをあてることはもちろん、原因と考えられる筋肉にも施術を行い、再発を防止する。
痛みが出ている僧帽筋や肩甲挙筋に負担をかけてしまう原因は広背筋の筋緊張や腸腰筋の筋力低下が考えられる。腸腰筋が筋力低下していることにより、広背筋や腹直筋が緊張する。これがいわゆる猫背の姿勢である。そのような姿勢でいることにより、僧帽筋や肩甲挙筋に過度な負担が加わり、寝違えを生じやすくしてしまう。当院では寝違えにより痛めた筋肉以外にも施術を行っていく。
また、枕の高さ調整や、寝返りのうちやすい高反発のマットレス、首や肩に負担のかかりにくい座り方など自宅での予防も指導いたします。
回復期には患者様の状態に合わせ、楽トレ(EMSという電気刺激)によってインナーマッスル(腸腰筋)を鍛えていくようなご提案も可能です。腸腰筋を鍛え、広背筋や腹直筋の筋緊張を緩和し、僧帽筋や肩甲挙筋への過度な負担を減らしていくことができます。